
高野山真言宗の僧侶が必ず通る道である修行。
僧侶になるための修行を行う場所はいくつかありますが、住職は高野山専修学院(大本山寳壽院)にて1年間修行しました(他に修行を行う場所は高野山大学内の道場や真別処円通律寺、高野山内の寺院など)。
高野山専修学院は1年間を全寮制で過ごします。1年を学期で分けると1学期(4月~7月)は基礎、2学期(9月~12月)は実践、3学期(1月~3月)は応用といったとこでしょうか?
朝は4時半起き(早い時は3時半や3時前起きも…)、1日が分刻みのスケジュールで進行し就寝は9時。
携帯電話や雑誌などは持ち込み禁止、テレビラジオ無し、1学期と3学期は1日前の新聞が読める(即ち2日前の情報を知る。2学期は新聞も読めないので世間で何が起こったか分からない浦島太郎状態になります)…といったように俗世間とは隔離された場所で1年を過ごします(7月下旬~8月下旬の夏休みと12月下旬~1月上旬の冬休みはあり)。
修行の詳細は敢えて記しませんが(修行の詳細を記しているサイトもありますが)、修行ですので厳しい内容とだけ記しておきます(初日に「辞めたいなぁ…」と思いました)。ただ修行を全うしないと僧侶の道は閉ざされるので1年間死に物狂いで頑張りました…(^^;)
修行当初は「なんでこんなんやってるんやろ?」と思いましたが、この修行の1年間はものすごく大切な1年間であったと思います。
但しもう1回同じ事やる?と言われたら全力で断りますね…(>_<)
高野山専修学院
高野山専修学院
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